2016年”三愛のクリスマス” Ⅳ
☆ Keiko&kouji コンサート
約束の通り、KeikoさんとKoujiさんが来てくださいました。前回のコンサートが終わるとき、「皆さん、またね、元気でね!」と。約束の日を毎日確認しながら待っていた住人さんもいました。
施設のご年配の方たちにとて昔若かった頃に好きだった歌は自然にお体が覚えるものでしょうか。歌がはじまったらすぐに皆が歌いだします。懐かしいそのとき、恋しい人が思い浮かび泣かれる方もいました。今年5月からほぼ毎月のように来てくださったKeikoさんKoujiさん本当にありがとうございました。
* Keikoさんからのお手紙 *
「乳がんです」その病名を自分のこととして受け入れてから早5年。今も治療は続いています。もだえ苦しみながら闘ってきたこの5年。私の痛みに共感し、受け止め、支え続けてくれたお医者さん、看護師さん、そしてたくさんの仲間たちの存在、歌わせてくれるステージ。私にとって何よりありがたく、点滴一万本分の効果がある気がします。今、こうして普通に日々暮らせる事に感謝し、こんな私でも同じ環境の仲間達に私の歌を通して少しでも生きるということのお手伝いができたらいいなと願いながら、今日もステージに立たせてもらっています。歌えることに感謝。命あることに感謝。